巨人×阪神@東京ドーム(1回戦)

JamesMaki2006-04-21


渋谷のチケットショップで外野指定席引換券が800円で出ているのを発見し、2週間前の大阪ドームの余韻さめやらぬこともあって、今季2回目のプロ野球観戦となりました。
相手はここまで13勝3敗と好調の巨人。相手にとって不足はありません。
ただ不安なのは、我らがタイガースが3連敗中とどうもピリッとしないこと。それでも、自分が球場まで足を運んだ試合は、昨シーズンから通算して4連勝中なので、今回もそのジンクスは生きてくれるだろうと信じて、東京ドームのゲートをくぐりました。


それでは、試合の経過とその時々の感じたことをつらつらと書いていきましょう。


 上原と井川、両エースの投げあいで試合開始。

 3回終了 0-0。井川もなかなか腕が振れているようです。

 5回終了 いまだ0-0。さすがエース同士だけあって締まったいい試合。

 6回終了 巨人がこの回に1点先制、1-0。しかし井川も後続を断って大きく乱れることはなし。まだまだこれから!

 8回終了 相手のエラーで塁に出た鳥谷を矢野が送り、代打・桧山が見事に三遊間を抜いてタイムリー! 1-1! さすがひーやん

 9回終了 8回から登板の藤川が、若干ヒヤヒヤさせながらも無得点に抑え、試合は延長戦へ。ナイスホールド!

 10回終了 マウンドには久保田が登場。一抹の不安がよぎるが、出てきた以上は頑張ってもらうしかない。いきなり死球を出すが、その後を切ってとり、ランナーも盗塁死でチェンジ。ホッ。

 11回表終了 先頭の矢野が死球で出て赤星が四球でつなぎ、代打・関本が返した! 1-2! 勝ち越しや!

 11回裏一死 隣の席の人と「このまま行けそうやね」などと言葉を交わす。久保田はいつものアレでランナーを1人出しているが、打席は今日ここまでノーヒットの李。勝利をほぼ確信。


李がレフトに大飛球を放ったのは、その時でした。


ん? そう伸びないやろ?


と、ボールはスタンドに入ったようです。


ファールやんなあ?


ここで巨人ファンからどっと沸き起こる大歓声。


え?え?まさか?


ホームラン?
逆転サヨナラ?
嘘やろ?


嘘ではありませんでした。スコアボードには「2x」の文字が浮かび上がり、3-2で巨人の勝利が確定したのです。


そ、そんな…


まさに天国から地獄に突き落とされたかのような結末に、しばし呆然自失で座り込んでいました。
やがて李のヒーローインタビューが始まるに及んで、ようやく我に返り、負け犬の気分でそそくさとドームを退散したのでした。
ああ、これで球場観戦試合の連勝記録もストップか…。


いやーしかし、勝てていた試合を落とすとはね。負けるにしても、こういう負け方は精神衛生上良くないですね。誰が悪いとは言いませんが、JFKのトリの人とか、背番号30の人とか、昨年のタイガース最優秀救援投手とか、そのへんの人にはもっと頑張ってもらいたいものだと思います。

とりあえず君もグラブに表題の文字を縫いなさいよ。ね?