オープン戦 阪神×オリックス@倉敷マスカットスタジアム

JamesMaki2008-03-02

一昨年の松山以来の遠征です。
岡山駅から山陽本線で3つ目の中庄駅から歩いて10分弱、開場から少し過ぎた11時半頃に倉敷マスカットスタジアムに到着。
今回はレフト外野自由席だったのですが、ビジター側ということもあるのか、席は意外に空いていて、わりあい楽に最前列を確保。
ただ、ここはあまり応援に向かない席だったということが後で分かりましたが、これについては後述します。


しばらく、オリックスの打撃練習を観察。
フェンスのすぐ向こうでは、昨シーズンまでタイガースに在籍していた浜中が外野手陣の中でウォームアップをしていて、タイガースファンからも「がんばれよー!」という声が飛んでいます。


とその時、外野に飛んでくる打球を片付けるオリックスのスタッフの中に、古溝打撃投手の姿を発見。
古溝といえば、1990年代にはタイガースにも在籍していて、一時期はクローザーとして活躍もしていた名投手です。
それなのに誰も気付かんのかいな!とちょっと気の毒に思い、席を立ってフェンス際まで下りていってみました。


間近で見ていると、近くのスタッフと何やら話をしながら打球が来るのを待っているようですが、練習中のためかなかなか振り返ってくれません。
こっちを向いてくれたら「古溝さーん!元気でがんばってなー!」と声をかけよう…と思っていると、打撃練習の時間が終了し、古溝打撃投手はそのままさっさとベンチへ戻っていってしまいました。残念。


今日も13時に試合開始。
先発の杉山は、昨日の上園とは大違いの快投で3イニングをピシャリと抑え、江草・橋本健とつないでいきます。


4回裏タイガースの攻撃で、先頭の新井が二塁打で出、続く桜井がライトへ大きな打球。ライトの浜中がセンターと交錯して、ボールがこぼれるうちに三塁打に。さらに犠牲フライや相手エラーもあって、この回タイガースが3点をもぎ取りました。
先制点に沸くタイガース側スタンドですが、私の周囲はおとなしく見ている家族連ればかりで、なんだかあまり盛り上がらない。
おまけに、オリックスファンと思われるガキ男の子がすぐ後ろに座っていて、タイガースの攻撃の際に選手を応援している私の背後で「ア・ウ・ト!ア・ウ・ト!」と呪文のように繰り返すものですから、こいつ張っ倒したろかと何度も思いましたが、こっちは一応大人だし、そもそもここはレフトスタンドなので思いとどまりました。
隣のブロックには熱心に応援を送るファンの一団がいたので、そっちに陣取っていればもっと楽しかったかなあ。


8回裏、昨年までタイガースに在籍した吉野が登板。しかしタイガースファンからの拍手はまばら。同時のトレードだった浜ちゃんに比べてこの差は何だ。みんな2003年の優勝に貢献した左腕が誰だったか忘れたのか。
タイガース時代は割と好きな投手だったのでちょっと複雑な気分で観ていましたが、先頭の桜井にいきなり死球を与えるなどピンチを作ったものの、何とか無失点で1イニングを投げ終えました。
吉野、公式戦では頑張れよ!


タイガースの投手陣のほうは、玉置から阿部への完封リレーで、3-0のまま試合終了。
昨日の引き分けのモヤモヤも解消し、すっきりした気分でマスカットスタジアムを後にしました。


次の試合観戦は今のところまだ予定が立ってませんが、こんな試合になってほしいものです。


後ろの席のガキンチョ男の子ザマーミロ!(ガキンチョはオレか)