オープン戦 阪神×読売@スカイマークスタジアム
今シーズンのオープン戦2回目です。
このちょうど1週間後には、広島市民球場で本当に最後のゲームとなる広島×阪神の試合が組まれており、そっちも気にはなっていたものの、時間的にも経済的にもどちらかにしか行けそうになく、ずいぶん迷ったあげく、より近場のスカイマークスタジアムでの試合を選択。
市民球場は昨年夏に行っておいたしなあ。地元の広島ファンに譲っておこうか…と、金と時間を捻出できない言い訳を自分自身にしてみるのでした。
しかし、実はスカイマークでの試合観戦も今回が始めてなのです。
ファンの間でも評判がいい球場らしく、以前から一度行ってみたかったので、その意味では楽しみではあります。
神戸の中心部から地下鉄で総合運動公園駅へ。
駅を降りてすぐ、球場の外観が目に飛び込んできました。どこの球場でもそうですが、「これからあの中へ入るのだ」と思いワクワクする瞬間です。
山を切り開いて造られた球場ということで、雰囲気としては我が地元の西武ドームに何となく似ているような気がします。もちろん屋根のあるなしという違いはありますが。
試合開始。
タイガースの先発は能見、相手投手は昨年も苦しめられたグライシンガー。
正直、この2人の投げ合いでは厳しいな…と思っていたのですが、意外にも(というと能見に失礼ですが)0-0の投手戦に。
ところで、近くの席に座っていた中学生〜高校生くらいの少年が、ジャイアンツ選手に対して野次をのべつまくなしに飛ばしておりました。
この野次というのが「アホ!」「死ね!」といったものの繰り返しで、品のない上に面白くないのだからタチが悪い。
将来ろくな大人にならんだろう。
少年の弟らしき小さな子が近くにいて、ジャイアンツの新外国人でアルフォンゾという選手の名前がコールされると
「アルフォンゾって聞いたことあるな」
「何か、お菓子やろ」
「美味いんかな」
などという話を2人でしています。
…少年よ、それをいうならアルフォートだ。
さて試合に戻ると、能見の後を受けて4回から登板した杉山が、6回に連打を浴びた後、犠打を挟んで連続四球を与えてしまい、押し出しで痛恨の失点。
隣の少年ではないが、「ストライク放れ!チキンは中村泰だけでええねん!」と自分も野次を飛ばしたくなりました。
7回からマウンドに上がった上園も、四球で出したランナーをスリーベースで返されてしまい、2点目を献上。
どうも投手陣が粘りきれません。
しかし、やられっ放しのまま終わるタイガースではない。
8回裏に鳥谷のホームランで1点を返し、さらに9回裏、先頭の代打ひーやんが四球で出塁、犠打と内野ゴロの間に二死三塁となり、打席には葛城。
一打同点の場面で、我等がイクローはセンターへ大飛球を飛ばしました。
…しかしその打球はフェンス間際で捕球されてしまい、結局1-2のまま試合終了。
初のスカイマーク観戦を白星で飾ることはできませんでした。
うーん、やっぱり広島に行っておけばよかったか…。