阪神×広島@阪神甲子園球場
今年初の公式戦!
真弓新監督の手腕のほどはオープン戦2試合で多少見せてもらいましたが、やはりシーズンに入ってからの采配ぶりもチェックしたいところ。
というわけで、甲子園での開幕カード3試合目となるゲームを見に行きました。
このカードは前日までタイガースが2連勝。そして、これまで自分が甲子園で直接観戦した試合はすべて勝っているのです。
負ける要素なんてないやろ!
さて、試合ももちろんなのですが、今回楽しみにしていたことのひとつが、第2期リニューアル工事が完成した甲子園の変貌ぶりでした。
「どんなんなってるんかなあ」と思いながら甲子園駅から球場までやってくると、まず見えてきたのはツタ(昨年は緑色のフェンスでしたが)ではなく、明るい色のレンガの壁。
近代的で恰好よくもあり、一方でありふれた感じもして複雑な気分ですが、来年だか再来年だかには再びツタを植えるようなので、いずれ濃緑色の壁面も復活するのでしょう。
おなじみのライト外野席に入場。
座席は相変わらずベンチタイプですが、座面の下に荷物を収納するスペースが作られたのが便利。
カバンを通路に置いたり、足元に抱え込む必要もなくなったのはありがたいです。
ただ、まだ他の観客には浸透していないのか、通路にカバンを置いている人もまだまだ結構見かけましたが。
グランドの方を向いてみると、こちらはかなり様子が変わっています。
銀傘が内野全体に拡大され、以前に比べると威圧感があると言ってもいいような感じ。
外野席からはっきり見えていた駅前のノボテルがほとんど隠れてしまっている(まあ、座席の位置にもよるんでしょうけど)ことからも、おそらく銀傘自体の高さも上がっているんじゃないかと。
銀傘の下に設置された帯状のLEDボード「ライナービジョン」も現代的ですね。元々グランドの面積が広いこともあって、メジャーリーグの球場に近づいたような印象です。
試合開始。
3回表、1死2塁から赤松・東出の連続タイムリーで広島が先制。
赤松は昨年FAでうちに来た新井の人的補償で入れ替わりに広島へ行った選手なのですが、むしろ赤松のほうがいい働きをしているような気がします。本人にとってはいい移籍だったんでしょうけどね。
タイガースもその裏に平野と鳥谷の連続ツーベースで1点を返すものの、4回に石井琢、5回に栗原のタイムリーで小刻みに追加点を許し、突き放された格好。
タイガース打線は2番に座った平野が3の3と好調でしたが、その他は打てる様子が見てとれず、8回に金本の犠牲フライで1点を返すのが精一杯。
結局、2-4のまま試合終了。
うーむ、これで甲子園での不敗記録もリセットか…。まあ記録はいつか途切れるものとはいえ、やるせないなあ…。