屋久島・宮之浦岳縦走 オマケ(資料編)

今回は私にとって初めての無人避難小屋泊まり、食事も全部自分で用意するという山行になり、事前にいろいろと下調べをしました。
情報源になった各サイト様への恩返しの意味も含め、またこれから同じコースを登るという方々にとっても何かの参考になるかと思って、気付いたことなど簡単に書いておくことにします。

ルートマップ

食料計画

山中での食事は以下の通り。
これに加え、非常食としてさらにフリーズドライの餅、予備のカロリーメイトなど3食分程度を携行していましたが、必要になる場面のないまま下山できました。ありがたい。

行動食はアミノバイタルウィダーなどのゼリーとカロリーメイト(ブロック)を中心に、キャラメル(袋入り)、飴(2種類)、ビスケット(今回はカントリーマアム)やアーモンドチョコなどの組み合わせです。
お昼ころの休憩でゼリー・カロリーメイトを摂取、その他の休憩のたびにキャラメルや飴の2〜3包みを開けて口に入れるという感じでした。
余った食料やお菓子をSさんIさんと交換したりもして、食事の面ではまあまあそれなりに充実していたのではと思います。
ちなみに、カロリーメイトは4本入りを5箱用意しましたが2箱分が余り、袋入りのキャラメル・飴・ビスケットなどもそれぞれ半分ほどの量が余りました。まあ、非常食の分も含まれているのでそんなものでしょう。


なお、2日目と3日目には小屋を出発する前にアミノバイタルPROを飲んでいます。歩き終えた後、そして下山後も筋肉痛などがほとんど出なかったので、結構効いたのかもしれません。

水場

淀川登山口〜宮之浦岳〜新高塚小屋の間は、はっきり「水場」と表記してあったところは淀川小屋と翁岳下の2箇所しか見つかりませんでした。あるいは探し方が足りなかったり見落としたりしているだけで、他にもあるのかもしれませんが。

  • 淀川小屋の水場は、小屋を出て右側(登山口側)を見ると、テント場の隅に「水飲場」という標識が足下にあって、そこから右側へ下りて行く細い道があります。道は10mほどで淀川(の支流?)につながっていて、川から直接汲むことになります。
  • 翁岳下では登山道右側に「宮之浦岳まで最後の水場」という標識が立っていてすぐ分かります。上から水がじゃばじゃば流れてきていて、水量はかなり豊富でしたが、まあ通った日の天気が天気だったからというのもあるのでしょう。


新高塚小屋〜縄文杉〜大株歩道入口〜辻峠〜白谷雲水峡の間は、宮之浦岳ルートと比較して水場は多くありました。特に縄文杉から下は、あちこちに水場があって補給に困ることはあまりなさそうです。

  • 新高塚小屋の水場は、小屋から木道をまっすぐ反対側まで進み、突き当たりを左に少し下った奥にあります。木道の途中で右側に折れるとトイレ、さらに宮之浦岳への登山道に続きます。
  • 高塚小屋には水場がなく、10〜15分ほど下っていって縄文杉展望デッキの下にある水場が一番近いようです。昼間は混みそう。
  • 白谷小屋は小屋前の広場の脇に水場があってたいへん便利。小屋のだいぶ上のあたりの道で、送水用と思われる白いパイプが下へ延びているのを見かけましたが、これが小屋まで続いているのでしょうか。

その他

屋久島についての基礎的なことから登山情報まで、屋久島リアルウェーブにはお世話になりました。
また、写真によるコース紹介としてはこちらのサイトが非常に詳しいです。